施設情報

生きる力を仲間の中で

【目指す子ども像】
・自分で考えて行動できる子ども
・自分のこと、相手のことを大切に思える子ども

※目指す子ども像とは、園で過ごす子どもたちが卒園するまでに「こんな風に育って欲しい」という保育者のねがいです。子どもたちがそれに向かって頑張るのではなく、保育者が「そのためにどんな環境を作っていこうか」「どんな関わりをしていこうか」と考える指標となります。

当園は19名定員の小さな保育園です。毎年、年長さんになる子どもたちによって大きく園のカラーも変わってきます。
「去年やったから」「例年通り」ではなく、「今の子どもたち」を見つめ、子どもたちとサークルタイム等で相談しながら、その日・その年の活動やイベントを決めていきます。
子どもたちの「やってみたい！」「なんでだろう？」「いいこと思いついた！！」を大切に受け止め、子どもたちと生活を創っていくことが、私たちが大切にしていきたいことです。

【実体験】
たくさんの情報で溢れている現在。子どもたちは「知っている」ことが増えています。しかし、「知っている」と「理解している」は全くの別物です。実際にやってみて、感触・色・匂い…子どもたちがどんな風に感じ、受け止めるのか。保育者も一緒になっておもしろがりながら実際に体験をし、豊かな時間を過ごしていきます。

【不思議】
不思議に出会うことは、子どもたちの心をよりワクワクさせてくれます。すぐに答えにたどり着くのではなく、想像したり、イメージを共有したり、調べてみたりとその過程をじっくりたのしみます。

【ひらめき】
子どもたちの「いいこと思いついた」を大切に受け止めていくことは子どもたちを人として大切にすることです。自分の意見をしっかりと受け止めてもらう経験は、自己肯定感につながります。子どもたちが、自分の居場所で、自分の力を、自分らしく、発揮できる環境を作っていきます。

・感謝ができる人
・責任を果たすことができる人
・多様性を認め合える人

当園では手話に出会えます。保育者の中にはろう者（耳の聴こえない人）もいます。子どもたちは、自分たちとは異なる価値観や文化に出会うことによって、視野が広がったり、柔軟な視点で社会を見る心を育んでいます。そして、表現力豊かなろう者にたくさんの刺激を受けながら、表現するたのしさを存分に味わっています。